NEWSの手越祐也さんが、新型コロナウイルスによる自粛期間中に「手越キャバクラ(食事会など)」を開いたということで、週刊誌に載り、ジャニーズ事務所を退所しました。
しかし、コロナ自粛期間中や、過去のスキャンダルというものは、手越祐也さんにとって、心理学的に必要不可欠なものなのです。なぜ必要不可欠なのか、そしてスキャンダルを起こし続けてしまうのか、このページで解説していきます。
手越祐也さんの性格
手越祐也さんの性格を一言で表すと、「外向的」です。
外向的・内向的特徴
外向的・内向的の定義は、内気やシャイ(外交的は反対)という意味でなく、刺激の受け取り量の違いです。例えば、何か人前で発表するとき、受け取る刺激量が多ければ緊張し(内向的)、受け取る刺激量が少なければ堂々とできます(外交的)。「失敗したらどうしよう」などという刺激が少ないか多いかの違いです。
外向的な人の方が、「他人に興味が強い(社交的)」・「楽観的」・「明るい」・「話し好き」、内向的な方が「自分の思考に興味が強い」・「悲観的」・「暗くはないが外向的な人ほど明るくない」などの特徴があります。この外向的・内向的は、すべての人が両方持っており、外向性の程度が高ければ外向的、外向的の程度が低い場合は、内向的といわれます。外向的・内向的には程度がありますし、場面により変化する場合もあります。
手越祐也さんの性格特徴
では、手越祐也さんに当てはめて考えていきます。「社交的」・「楽観的」・「明るい」・「話し好き」すべてが当てはまると思います。また、全ての項目に対し程度が高いと思います。つまり、一つの物事に対し受け取る刺激量は、非常に少ないです。
刺激量は少なければ良いというわけではなく、人間というのは、刺激が多すぎても少なすぎてもいけません。ゲームなどで、「自分の実力より少し難しい程度のクリア条件」ではなく、「一秒でクリアできる」や「10年修業しないとできない」の場合、やりたいとは思わない人がほとんどと思います。人間は適度な刺激を本能的に求めているのです。
手越祐也さんは、刺激の受け取り量が非常に少ないため、「手越クラブ(食事会など)」を多く開催し、刺激の量を上手く調整しないといけないのです。
新型コロナウイルスの自粛期間
新型コロナウイルスにより、4月5月の約2か月間ステイホームという自粛期間になりました。しかし、手越祐也さんにとってこの期間の自粛は、「鬱になる薬を飲む」位のダメージです。
上記で、「一つの物事に対し受け取る刺激量が非常に少ない」ことを解説しました。当然家にこもりっきりになることは、刺激量を劇的に減らすことになり、自身が欲しい刺激の量が枯渇している状態になります。簡単に言えば、仕事で非常に憂鬱になるのと同じ状態になるのです。もっと簡単に言うと、うつ病になることと同じです。そこで外向的特徴の「楽観的」の登場です。「刺激量の枯渇」と、「新型コロナウイルスの恐怖」を天秤にかけた時、楽観的なため「新型コロナウイルスの恐怖」の比重が下がり、「手越キャバクラ(食事会など)」を多数開催し、「刺激の枯渇」を改善しようと行動したのです。一応後ろめたさもあるため、「ボランティア」や「将来」などと合理的な理由を後付けしています。
過去のスキャンダルに対し、手越さんが芸能界を追放されるなどの処分がなかったため、自粛破りを助長させたというのもあります。
これが、スキャンダルと呼ばれるものを何度も起こし続ける理由です。
新型コロナウイルスによる自粛の真実
新型コロナウイルスによって約2カ月自粛期間になりましたが、この自粛期間について、専門家など「無駄だった」という考えを持つ人が多数います。大阪の吉村知事がコロナウイルス対策会議で「自粛は無駄だった」と言われ、天を仰いでいました。
まず、自粛することで起こることを解説します。
良い面・・・感染者が減る・感染による死者が減るetc.
悪い面・・・感染以外の経済的・病的(鬱)などの自殺者が増える・企業が倒産する・失業者が増える・税収が減るetc.
良い面は皆さん理解されていると思われますので悪い面についてだけ解説していきます。
まず、自殺者です。今現在だいたい年間2万人位でしたが、2021年年末までコロナウイルスが収束しない場合、年間で4万人になるという研究があります。
さらに、「うつ病の発症で、GDPの低下・医療費の増加・税収の減少」、「企業の倒産による、GDP・税収の減少・失業者の増加」、「失業者の増加による鬱や自殺者の増加、GDPや税収の減少」、などのネガティブな面があります。
医療崩壊が起きそうな場合は、自粛が必要ですが、そうでない場合は自粛することで将来に大きくネガティブな影響を与えます。将来に関しては、具体的な結果(数値)を出すことができないため、少しないがしろにされやすいです。
※自殺者については4月・5月は減っています。この期間に新型コロナウイルスで自殺した人もいたことは確かですが、本来自殺するであろう方々が、仕事が減ったり学校に行かなかったりしたため、長時間労働やいじめなどが減少したからだと考えられます。ただ、経済的損失はあり、これから自殺者が増えていくと考えられます。