職場に友人がいないと損な科学的な理由

 皆さん、職場に友人は何人いますか?0人という人もいるかもしれません。しかし、職場に友人がいる場合、仕事の満足度や人生の幸福度が非常に高くなることが、アメリカの世論調査機関のギャラップ社が500万人を対象とした調査でわかっています。

 このページでは職場に友達がいたほうがいい理由、会社がすべき働き方改革(離職数低減)について解説いたします。

 調査内容

 上記でも述べましたが、2004年にアメリカの世論調査会社「ギャラップ社」が500万人という膨大な人数を対象に行った「友達が個人に与える幸福度」に関する調査があります。

 この調査によると、職場に少なくとも“3人の気心知れた友人”がいるだけで、人生の幸福度が96%上昇することが分かりました。つまり幸福度が2倍になるわけです。また同時に、自分の給料への満足度は200%上昇することも分かりました。友人が3人以上いることにより、実際は20万円しか貰っていなくても、60万円も貰っているくらいの価値があるということです。さらに、最高の友達(お互いをともに尊敬できるような)がいることで、仕事のモチベーションが700%上昇するとも分かっています。



 アメリカの調査では、日本は同じようにならないという方がいらっしゃいますが、500万人という膨大な人数も含め、日本の場合でも大きくは違わないと考えられます。

 また、3人でなく、2人・1人でも人生の幸福度・給料への満足度は、上記ほどではないとは思いますが、上昇していると考えられます。

 調査に対する考察

 気心知れた友人の定義

 まず“気心知れた友人”とは、一番簡単に言えば、仕事以外の付き合いがある人だと思います。食事でもかまわないですし、ショッピング、運動、レジャーなどでお付き合いのある方です。ツイッターなどでフォローしていてごく稀に連絡している人は、“気心知れた友人”に含まれません。定常的に連絡を取る仲の良い友達が、“気心知れた友人”です。

 なぜ幸福度・満足度が上がるのか

 人生の幸福度、給料への満足度が上がる理由は、コミュニケーションだと考えられます。


 人は特例を除き、独りぼっちが苦手(生物学的に)です。「自分は独りぼっちが好きなんだ」と言っている方も強がっているだけで、内心は寂しいと思っています。内向的な人など友人を多く作らない人も、少人数の親密な友人がほしいと思っています。したがって、良いコミュニケーションをとれる友人がいることにより、人生の満足度(幸福度)が上がります。

 人は「誰かに成果を認められたい」「自分の価値を認めてほしい」「今思っていることに共感してもらいたい」などという承認欲求が必ずあります。良い友人を作ると自然とコミュニケーションが生まれるため、自分の成果(仕事など)を認めてもらったり、自分の感情に共感してもらうことができます。その結果、コミュニケーションの満足度が上がるのと比例し、人生の幸福度・仕事への満足度(仕事の満足度に比例し給料の満足度も上がります)も上がります。


 まとめると、職場の同僚と良いコミュニケーションを取ることで、人生の幸福度・自分への給料満足度が上がります。

 仕事のモチベーション

 仕事のモチベーションが700%上がる理由は、上記で述べた承認欲求と仕事の成果だと考えられます。

 承認欲求に関しては前述した通りです。成果に関しては以下に記述します。

 お互いが尊敬できる関係とは、お互いの長所を認め合っている関係とも言えます。つまり、一緒にやる仕事の場合、お互いの長所を生かしながらやるため、より良い成果を出すことができるわけです。より良い成果を出すことによって、仕事に対する達成感や満足感がより多く得られ、それが次回の仕事のモチベーションになるわけです。これが700%も仕事に対するモチベーションが上がる理由です。

 会社がすべきこと

 職場に“気心知れた友人”が3人いるだけで、人生の幸福度が96%アップ、給料満足度が200%アップします。つまり、会社が良いコミュニケーションを作るサポートをすることにより、会社や仕事に対する満足度が上がり、離職率を大幅に低減することが可能になります。

では、どうやって良いコミュニケーションを作るサポートをすればいいのでしょうか。その方法は、複数あります。

 1、社内のコミュニケーションを活性化させる

 いろいろな人と飲み会を支援するのもいいですし、趣味等を書いたプロフィール表を作るのも効果があります。「同じ考えを持っていたり」、「同じ趣味がある」場合、必然的に仲良くなってしまいます。

 2、コミュニティを作る

 小規模な様々なコミュニティを作ってあげたほうがいいです。できれば、仕事と関係ない方がベストです。小規模な様々なコミュニティを作ることによって、好きなことができる上、コミュニティ内の親密度が上がります(コミュニティーが小さいほど効果的)。仕事と関係のないコミュニティにする理由は、「仕事上の付き合い」と思ってしまうとストレスになる可能性があるからです。

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